心臓血管センター外科　特設ページ

• 診療科の特徴
• 主な対象疾患
• 治療について
• スタッフ紹介
• 受診について
• 担当医表

FEATURES

診療科の特徴

戸田中央総合病院 心臓血管センター外科では、国内屈指の手術実績を有する順天堂大学心臓血管外科特任教授の天野篤医師の直接指導のもと、一刻を争う緊急手術を要する患者さまや、先天性心疾患をお持ちの患者さまなど、幅広い心臓血管疾患に対応しております。

戸田中央総合病院では、順天堂大学医学部附属順天堂医院（以下：順天堂医院）と連携し、2施設で治療を受けていただくことができます。お住まい近くの慣れた環境のもとで治療を受けながら、より高度な治療が必要な場合は順天堂医院へ相談でき、患者さまに安心して治療を受けていただく体制作りに努めていますめています。

ハートチームとは、心臓血管疾患の診断や治療に関わる多様な専門家が集まったチームです。循環器内科医、心臓血管外科医、集中治療医、麻酔科医など多数の分野の医師のほか、診療看護師、看護師、臨床工学技士、臨床検査技師、放射線技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管たします。
また、当院では2024年より、ハートチーム専属の診療看護師(NP: Nurse Practitioner)を採用しており、治療と看護の垣根のないシームレスな医療を実践しています。

心臓以外の疾患を合わせ持つ患者さまでも、当院は総合病院として各領域の診療科をそろえていますので、必要時は他科の診察を受けていただくことができます。がん、腎臓病、糖尿病、呼吸器疾患など他に持病がある患者さまもご安心ください。

CONDITION

主な対象疾患

大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症（逆流症）
大動脈弁輪拡張症、先天性二尖弁
僧帽弁閉鎖不全症（逆流症）、僧帽弁狭窄症
三尖弁閉鎖不全症（逆流症）、連合弁膜症

狭心症、 心筋梗塞 、 心室中隔穿孔 、 左心室瘤

心房中隔欠損症

胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤、腸骨動脈瘤
大動脈解離、マルファン症候群

下肢閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤

心臓・血管疾患全般に対し治療を行っています。

TREATMENT

治療について

からだへの負担が少ない手術に力を入れています

従来の心臓手術だけでなく、新しい技術や知見を取り入れた低侵襲手術を実施しています

弁膜症の治療には、弁を切除して人工弁に取り換える置換術と、弁を温存する方法があります。弁を修復する際、患者さまご自身の弁の形を整えて逆流を治す手術で、僧帽弁形成術、大動脈弁形成術、大動脈弁温存大動脈基部置換術（David※デイビット、Yacoub※ヤクー）などがこれに当たります。
人工弁置換術と異なり、人工弁感染や人工弁劣化、血栓の付着などの問題がないため、適応であれば積極的に行っています。

大動脈瘤治療について詳しく見る

※順天堂医院で施行

TAVI（タビ・経カテーテル的大動脈弁植え込みまたは置換術）は、大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療です。
手術と違って人工心肺を使用せず心臓を止めることもしないため、患者さまの体への負担が少なく、手術に耐えられない高齢の方や、重い持病のある方には大きなメリットが期待できます。
当院での術前診察・検査の結果、TAVIが適していると判断した場合は順天堂医院と連携し、設備の整った大学病院にてすみやかに治療を受けることができます。

当院では下肢静脈瘤センターを設けており、治療の傷が目立たず痛みの少ない低侵襲手術を日帰りで行っています。
足の血管がボコボコ浮き出て見える、足に不快感を伴う症状がある方は、下肢静脈瘤の疑いがありますのでお気軽にご相談ください。

下肢静脈瘤について詳しく見る

STAFF

スタッフ紹介

心臓血管センター外科は、紹介状がなくても受診いただけます。
まずはお電話にて受診のご予約をお願いいたします。

受診を迷われている方、不安を感じられている方のご相談や治療・手術についてのご質問にお答えします。