嗜好品外来
メディア掲載
嗜好品外来とは
近年、改正された食品衛生法などにより、嗜好品(ポリフェノールを多く含むチョコレートや赤ワイン、αリノレン酸などを含むクルミなど)と健康の関連がより注目されています。
しかし一方で、テレビを中心としたさまざまなメディアにおいて、嗜好品を摂りさえすれば病気が良くなるがごとく過剰に報道され、誤解を生んでいる現状があります。
当外来では、まず個々の患者さまの健康状態をチェックし、高血圧、糖尿病、高脂血症、心筋梗塞、心臓病や脳卒中など生命に関わる病気を予防するために嗜好品を利用しながら、最善の方法を患者さまと相談して進めていきます。
医師紹介
心臓血管センター内科医
椎名 一紀
Kazuki Shina
PROFILE
東京医科大学循環器内科学分野准教授。当院心臓血管センター内科「嗜好品外来」担当。
専門は、高血圧、動脈硬化、睡眠呼吸障害。
学会認定資格 |
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嗜好品外来を詳しく知る
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効果が認められた“嗜好品”を使って高血圧や糖尿病などの予防を!
全国で初めて開設された専門外来「嗜好品外来」。当院開設の経緯や診察内容などを当院「嗜好品外来」の椎名一紀医師がご紹介します。また、嗜好品外来でおすすめしている主な食品とその効果をデータを交えて解説します。
下記よりPDFで閲覧いただけます。
動画を視聴する |
コロナ禍を健康に“楽しく”生き抜く嗜好品外来セミナー
2020年11月12日、戸田中央総合病院オンライン市民公開講座において行われた「嗜好品外来セミナー」の様子を公開しています。生活に“嗜好品”を取り入れて楽しく健康に過ごす秘訣、具体的な嗜好品の取り方などを当院「嗜好品外来」の椎名一紀医師が解説、ご紹介します。
下記よりご視聴いただけます。(外部サイト「YouTube」へ移動します)
対象疾患
高血圧、糖尿病、高脂血症、心筋梗塞、心臓病、脳卒中 など
診察の流れ
① 現在の健康状態を評価
初診で血液検査・心電図、レントゲン、血管機能検査(脈派速度=血管年齢、血管内皮機能=動脈のしなやかさ)などを行い、生活習慣病を含めた現在の健康状態を評価します。
② 結果に基づき最適な嗜好品を決定
心臓病や脳卒中へのリスクを判断し、嗜好品(チョコレート等)を決定します。(購入は各自にて)
③ 効果判定
3~6カ月程度の間隔で定期的に検査、診察をしながら効果を判定します。
効果が十分でない場合は、他の嗜好品への変更も検討します。
※これら一連の診察は、基本的に保険診療の範囲内で行われます。
※嗜好品だけで病気が予防できるわけではなく、通常の診療(例えば高血圧に対する治療など)が必要な場合は併せて行います。
診察時間(完全予約制)
診察日:毎週火・木曜日 15:00~15:30(完全予約制)
担当医:椎名 一紀
午後 予約枠 火・木 15:00~15:30
診療科 | 診察室 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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受診について
嗜好品外来は完全予約制となっております。
必ず事前にお問い合わせ・ご予約の上、ご来院ください。
※戸田中央総合病院あての紹介状(診療情報提供書)をお持ちの方は、必ずご持参ください。
※初診時に他の医療機関からの紹介状を持たずに当院を受診される場合、通常の診療費とは別に保険外併用療養費として7,700円をご負担いただきます。