救急科
科の特色
当院は地域の中核病院として各科と協力し、24時間365日救急患者の受け入れを行っています。2010年より救急外来に病床を併設し、夜間帯も多くの救急患者の受け入れができる体制としています。2014年より救急ワークステーションを設置し、救急隊員の知識向上や技術向上、医療機関との連携を強化する目的で開始しました。毎年10月から3月までの間、救急隊1隊が救急外来に待機しドクターカー運用(ワークステーション方式)を行い、医師・看護師が同時出動し、救急現場での活動を行っています。2015年より埼玉県支援事業である搬送困難事案受入医療機関に指定されました。搬送困難救急患者に関して当院で積極的に受け入れを行っています。2018年より開始された埼玉県急性期脳梗塞治療ネットワークの基幹病院として脳卒中救急患者の受け入れも積極的に行っています。
埼玉県南部地域(戸田・蕨・川口)のMC 医として消防署内検証、シミュレーション、JPTEC/ICLS/MCLS 等のコースインストラクターとしてoff-the-job トレーニングにも力を入れ、消防との連携を図りながら救急医療の向上をめざしています。
救急科専門医プログラム
- 埼玉医科大学総合医療センター救急科(ER)・高度救命救急センター 連携病院
- 東京医科大学病院救命救急センター 連携病院
専門領域
- 救急疾患、外傷一般に対する初期対応・治療
- 集中治療管理
所属学会
日本救急医学会/日本集中治療医学会/日本臨床救急医学会/日本腹部救急医学会/日本外傷学会/日本熱傷学会/日本プライマリ・ケア連合学会/日本災害医学会 他
救急受入疾患例
- 心肺停止症例
- 多発外傷/体幹部外傷
- 中毒全般
- 敗血症/多臓器不全
- 環境障害(熱中症や低体温)
- アナフィラキシーショック
- 急性呼吸/循環不全
- その他
診療状況
救急車受け入れ
2022年度 | 5,812台 |
2021年度 | 4,988台 |
2020年度 | 4,644台 |
2019年度 | 6,808台 |
2018年度 | 6,935台 |
お問い合わせ先
0570-01-1114