診療科・部門
Medical Service

内科〈糖尿病・内分泌〉

特徴

当院は糖尿病認定教育施設に指定されており糖尿病関連領域において急性期、慢性期とも即時の対応が可能です。糖尿病を専門とする医師の集まりではありますが、専門にとらわれることなく広く内科疾患の診療を行っています。

治療対象疾患

  • 糖尿病:1型糖尿病、2型糖尿病、その他の糖尿病
  • 代謝疾患(生活習慣病):高脂血症、高尿酸血症、動脈硬化症、メタボリックシンドロームなど
  • 甲状腺疾患:甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、甲状腺機能低下症(橋本病など)、甲状腺腫など
  • 内分泌疾患:副甲状腺機能異常,副腎機能異常など

診療状況

入院患者数

(単位:人)
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度2022年度
入院総数 1,209 1,135 788 804840
糖尿病 174 152 77 83105
低血糖による入院 11 5 1 311
肺炎 470 406 294 292269
喘息発作 23 20 9 313
膠原病関連 27 11 7 312
肺がん関連 144 128 102 147133
その他 360 413 298 273297

2022年度実績

(単位:件)
外来化学療法件数/肺がん化学療法件数 758/839
新規胸部悪性腫瘍(肺がん・悪性胸膜中皮腫・縦隔腫瘍等108
新規肺がん化学療法導入件数 46
   非小細胞がん 32
   小細胞がん 14
気管支鏡件数 75

糖尿病関連の治療

糖尿病関連の治療は、外来で完結できるよう努力しています。
インスリン注射の導入、自己血糖測定指導など過去には入院をして取得していただいた知識・技術も現在はほとんどの方が外来での導入が可能です。

  1.  2つ以上の合併症がある方
  2.  肺炎・足の壊疽・蜂窩織炎など感染症のある方
  3.  HbA1c > 10%
  4.  外科手術予定がある方(HbA1cが良くても合併症などの最終評価で)

などの方は入院での治療がよいと思います。

インスリン注射は障壁の高い治療です。しかし、効果を実感できる治療でもあります。インスリンでもう少しコントロールが良くできそうな方には当科のスタッフが少しずつインスリンのお話をさせて頂き、導入を勧めたいと思います。

糖尿病領域はGLP-1受容体作動薬・SGLT2阻害薬・CGMSなど、日々新しい知見が更新されています。日常で疑問に思ったことは何でも外来担当医にご相談ください。

あさがお倶楽部(糖尿病友の会)

「あさがお倶楽部(糖尿病友の会)」では、30分ほどの談話会の後、血糖の上がらない軽食を楽しみながら、スタッフが近況を伺わせて頂いています。

お問い合わせ先
0570-01-1114