災害医療への取り組み
「災害拠点病院」に指定
戸田中央総合病院は、2020年3月27日付で「災害拠点病院」に指定されました。
「災害拠点病院」とは、1995年に発生した「阪神・淡路大震災」での教訓を生かし、災害発生時に重症者や中等症者などの傷病者を受け入れるなど、医療救護活動において地域で中心的な役割を担うことを目的に整備された病院のことです。
災害派遣医療チーム「DMAT」
「災害拠点病院」の指定を受けるには、厚生労働省が示した要件を満たす必要があります。その一つが、災害派遣医療チーム「DMAT(Disaster Medical Assistance Team)」の保有と派遣体制の整備です。当院では2019年11月に、医師1名、看護師2名、医療調整員2名が『DMAT隊員養成研修』を受講し、当院から被災地への派遣が可能となりました。
「DMAT」は、災害発生直後の急性期に活動が開始できる機動性を持った医療チームで、本部活動、広域医療搬送、地域医療搬送、病院支援、現場活動が主な活動となります。また、状況に応じて、本部業務のサポート、病院支援や情報収集などを担うロジスティクスも行います。
地域の皆さまが安心して過ごせるよう、有事に備えて日々さまざまな訓練を積み重ねています。
お問い合わせ先
0570-01-1114