病院指標

年齢階級別退院患者数
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位３位まで）
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
成人市中肺炎の重症度別患者数等
脳梗塞のICD10別患者数等
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位３位まで）
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	771名	253名	295名	442名	790名	1113名	2116名	2617名	1757名	293名

平成27年度の全退院患者数は10,447名、年々増加しております。最も多いのは70歳～79歳、2,617名で全体の25.1％となっております。小児専用病棟も有しており、0歳～9歳までの患者様は771名で7.4％となっております。少子高齢化でありますが、幅広い年齢層の患者様が入院しております。

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位３位まで）ファイルをダウンロード

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040080x099x0xx	肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎（15歳以上）手術なし手術・処置等２なし	170名	22.47日	14.34日	2.35%	72.43歳
100070xxxxxxxx	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）	82名	15.37日	15.35日	0.00%	62.37歳
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	68名	35.84日	21.69日	22.06%	82.65歳

日本の市中肺炎罹患は年188万人、7割が高齢者といわれている中、当院も高齢者の肺炎患者様の受入れを積極的に行っております。また、当院は糖尿病認定教育施設に指定されており糖尿病関連領域において急性期、慢性期とも即時の対応が可能となっております。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040080x1xxx0xx	肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎（15歳未満）手術・処置等２なし	183名	6.78日	5.72日	0.55%	3.40歳
040100xxxxx01x	喘息手術・処置等２なし副傷病あり	62名	6.13日	12.33日	1.61%	4.08歳
100380xxxxxxxx	体液量減少症	62名	5.34日	9.18日	0.00%	4.42歳

地域の小児医療として、主に肺炎、喘息発作など急性疾患を中心に地域の病院や診療所、救急隊からの救急搬送要請に応え、受け入れを行っております。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060035xx0100xx	結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし	52名	16.31日	17.41日	0.00%	70.40歳
060150xx03xx0x	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等副傷病なし	51名	5.61日	5.56日	0.00%	39.86歳
060150xx02xx0x	虫垂炎虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの等副傷病なし	38名	7.97日	9.48日	0.00%	42.29歳

胃癌、大腸癌、肝臓癌などの悪性疾患や虫垂炎（盲腸）、ヘルニア（脱腸）、胆石症、消化管穿孔（腹膜炎）など良性疾患に対して手術療法を中心とした治療を行っております。
さらに、手術療法以外でも放射線、化学療法などの集学的な治療も行っています。多くの疾患に対してクリニカルパスを導入しております。クリニカルパスを用いることによって、治療の過程を明確にして安全で合理的な医療の提供を行い、なるべく早く退院できるように努めています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節大腿近位骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	90名	42.34日	28.70日	57.78%	78.49歳
160760xx97xx0x	前腕の骨折手術あり副傷病なし	40名	4.42日	5.70日	0.00%	38.52歳
160700xx97xx0x	鎖骨骨折、肩甲骨骨折手術あり副傷病なし	33名	4.09日	5.76日	0.00%	40.88歳

当科は、関節疾患、外傷疾患、脊椎疾患、骨粗鬆症など幅広い整形外科疾患に対して、最良の医療提供を心がけております。レントゲンはもちろんのこと、MRIやCTを用いて各疾患の積極的診断を行い、保存的加療または手術的加療の判断をしております。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020230xx97x0xx	眼瞼下垂手術あり手術・処置等２なし	17名	5.71日	3.54日	0.00%	64.41歳
160200xx0200xx	顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）鼻骨骨折整復固定術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし	15名	5.20日	5.86日	0.00%	26.47歳
070010xx970xxx	骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）その他の手術あり手術・処置等１なし	-	-	5.12日	-	-

形成外科とは身体に生じた組織の異常や変形、欠損等に対して、様々な手法や特殊な技術を駆使して、機能のみならず形態的により正常に、そして美しくすることによって、患者さまのQuality of Life（生活の質）の向上をお助けする外科系の専門領域です。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x09910xx	脳梗塞（JCS10未満）手術なし手術・処置等１あり手術・処置等２なし	45名	2.84日	13.46日	0.00%	61.47歳
010040x099x00x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	40名	29.07日	19.32日	30.00%	64.00歳
160100xx97x01x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病あり	30名	26.20日	25.13日	20.00%	74.23歳

脳梗塞、脳動脈瘤、慢性硬膜下血腫等の疾患を受け入れており、疾患の重症度を問わず広範領域の脳神経外科疾患に対応しております。当院は256列のCTと3.0TのMRIを導入しており、より精密な検査かつ診断を行える体制を整えております。

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040200xx01x01x	気胸肺切除術等手術・処置等２なし副傷病あり	26名	10.77日	15.77日	0.00%	33.92歳
040040xx97x0xx	肺の悪性腫瘍手術あり手術・処置等２なし	25名	15.28日	13.03日	0.00%	69.64歳
040040xx9904xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２－４あり	-	-	13.38日	-	-

当科の治療対象疾患は、気胸と肺がんを主に取り扱っており、手術適応と判断される場合は根治を目指した外科手術を行っております。患者様ひとりひとりに合った適切な治療の選択に心がけております。術前化学療法、放射線療法などを行い、腫瘍を退縮させてから切除を行うこともあります。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050180xx97xx0x	静脈・リンパ管疾患その他の手術あり副傷病なし	72名	1.03日	3.46日	0.00%	64.15歳
050163xx03x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤ステントグラフト内挿術手術・処置等２なし	23名	9.91日	13.19日	4.35%	73.13歳
050080xx01010x	弁膜症（連合弁膜症を含む。）ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等手術・処置等１なし手術・処置等２－１あり副傷病なし	16名	17.50日	25.69日	0.00%	66.06歳

当科では、近年増加している心臓弁膜症、大動脈疾患、冠動脈疾患など幅広い心臓大血管疾患を対象としております。また、術前管理や心臓リハビリテーションを早期に行うことで、術後の回復が早く、平均在院日数が全国平均より短くなっております。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020200xx9710xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１あり手術・処置等２なし	19名	4.21日	7.99日	0.00%	68.53歳
020180xx97x0x0	糖尿病性増殖性網膜症手術あり手術・処置等２なし片眼	16名	4.50日	8.62日	0.00%	59.75歳
100070xxxxxxxx	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）	12名	4.42日	15.35日	0.00%	66.17歳

当科で最も症例数が多いのは、白内障の患者様です。DPC 対象から除外されるため表には現れていませんが、白内障手術は、1泊または日帰りで数多く手術を行っております。（日帰り手術は、合併症が危惧される場合や、全身的に問題のある方は除きます。）

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030428xxxxxxxx	突発性難聴	44名	8.00日	9.60日	0.00%	52.77歳
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	42名	8.69日	8.20日	0.00%	25.40歳
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	38名	8.45日	7.76日	0.00%	53.68歳

当院の対象疾患は、耳科的疾患、鼻・副鼻腔疾患、頭頸部腫瘍、音声障害、嚥下障害等を診ております。聴覚検査、突発性難聴における高気圧酸素療法、聴器手術等が行える環境を整えております。

神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x099030x	脳梗塞（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２－３あり副傷病なし	70名	26.87日	18.08日	31.43%	70.56歳
010060x099000x	脳梗塞（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	32名	16.25日	15.80日	6.25%	73.84歳
010060x099031x	脳梗塞（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２－３あり副傷病あり	14名	47.36日	34.68日	71.43%	75.07歳

入院される患者様の70％は脳梗塞の方です。その他　髄膜炎、脳炎、ギランバレー症候群、パーキンソン病、てんかん等の疾患を有する方が多く入院されています。脳梗塞症例に関しては、救急部の医師と連携し頭部CT、MRIを行い早期の診断、治療を心がけております。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080011xx99xxxx	急性膿皮症手術なし	30名	10.03日	11.97日	0.00％	62.63歳
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	20名	7.45日	8.97日	0.00％	62.95歳
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）皮膚悪性腫瘍切除術等手術・処置等２なし	-	-	10.00日	-	-

主に蜂窩織炎、帯状疱疹の入院治療を行っております。また、皮膚良性腫瘍、母斑（ほくろ）、皮膚悪性腫瘍（基底細胞癌、ボーエン病）、皮膚生検術などを行っております。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110070xx0200xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等１なし手術・処置等２なし	97名	7.63日	7.59日	0.00%	72.48歳
110080xx01x0xx	前立腺の悪性腫瘍前立腺悪性腫瘍手術等手術・処置等２なし	65名	12.23日	14.06日	0.00%	69.32歳
110200xx02xxxx	前立腺肥大症等経尿道的前立腺手術	48名	7.81日	10.25日	0.00%	73.60歳

泌尿器科腫瘍（腎がん、膀胱がんなど）、尿道、前立腺疾患（前立腺肥大症、尿道狭窄など）を中心に、泌尿器科全般にわたって診療しています。手術によって根治性の期待される疾患に対しては、積極的に内視鏡的手術治療を行っております。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040080x099x0xx	肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎（15歳以上）手術なし手術・処置等２なし	18名	14.17日	14.34日	0.00％	75.50歳
040120xx99000x	慢性閉塞性肺疾患手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	11名	21.09日	14.38日	0.00％	72.91歳
040110xxxxx0xx	間質性肺炎手術・処置等２なし	-	-	20.63日	-	-

呼吸器疾患の診断と治療を主に行っており、在宅酸素療法や在宅人工呼吸器療法の導入と管理なども行っております。また、気管支鏡検査に関しては年間50例以上行っております。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１－なし、１,２あり手術・処置等２なし	329名	4.49日	4.87日	0.00%	67.46歳
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１－１あり手術・処置等２なし副傷病なし	205名	4.14日	3.07日	0.00%	67.61歳
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈経皮的カテーテル心筋焼灼術手術・処置等２なし	192名	5.16日	5.68日	0.00%	63.42歳

現在日本の死因第2位が心疾患といわれる中、当院は心臓救急医療に対し、24時間循環器専門医が対応し、救急患者様を断らない体制を整えております。また、不整脈外来やCLI（慢性閉塞性動脈硬化症）外来等も行っており、循環器領域の幅広い疾患に対応しております。

腎臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx99000x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	68名	14.06日	13.64日	0.00%	57.19歳
110280xx991x0x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし手術・処置等１あり副傷病なし	22名	4.82日	7.47日	0.00%	42.27歳
110280xx97x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	20名	21.10日	19.98日	0.00%	54.30歳

慢性腎臓病(CKD)の、腎炎から透析療法に至るまでの慢性疾患を有する幅広い病態に応じた加療と、急性腎不全や急速進行性腎炎および急性血液浄化療法などに対する急性期の加療に力を入れています。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060102xx99xxxx	穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患手術なし	74名	9.09日	7.91日	2.70%	59.57歳
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	54名	9.93日	10.93日	1.85%	69.37歳
060140xx97x00x	胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの）その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	51名	10.16日	11.00日	0.00%	61.47歳

日本内科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会および日本消化器内視鏡学会の指導施設病院として、地域に密着した急性期病院の消化器内科の役割を果たすべく、積極的に高度な医療提供を行っております。

乳腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx03x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）手術・処置等２なし	30名	3.33日	6.79日	0.00%	57.27歳
090010xx02x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　単純乳房切除術（乳腺全摘術）等手術・処置等２なし	19名	7.95日	10.37日	0.00%	62.37歳
090010xx01x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等手術・処置等２なし	18名	8.61日	11.63日	0.00%	57.61歳

当院はブレストケアセンターを設立し、日本乳癌学会認定施設として、乳腺疾患の診断、治療および乳がん検診を行っております。乳がん検診では乳がんの疑いのある方を対象に精密検査を行い、早期の乳がんの発見に努め、乳がんと診断された方には、手術、術前・術後化学療法、内分泌療法、対症療法など、その人に合った効果的な治療を行っております。

初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

	初発					再発	病期分類基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明	再発	病期分類基準（※）	版数
胃癌	17名	-	11名	14名	102名	61名	1	7
大腸癌	27名	15名	27名	-	145名	95名	1	7
乳癌	21名	20名	-	-	24名	-	1	7
肺癌	21名	11名	34名	72名	44名	12名	1	7
肝癌	-	-	12名	-	28名	46名	1	7

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

平成27年4月より国より地域のがん診療連携拠点病院の認定をいただいております。上記5大がんに関しては、手術（腹腔鏡、内視鏡、他）、抗がん剤治療、放射線治療が可能であり、緩和ケア病棟も有しております。医師だけでなくがん専門の薬剤師、看護師などの配置を行い、チーム医療を行っています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

	患者数	平均在院日数	平均年齢
重症度 0	31名	10.48日	43.65歳
重症度 1	54名	19.65日	69.61歳
重症度 2	75名	27.19日	80.92歳
重症度 3	36名	27.03日	81.75歳
重症度 4	-	-	-
重症度 5	-	-	-
不明	-	-	-

高齢者の肺炎が増加しており入院期間も長期化しております。早期の離床を目指したリハビリの実施や呼吸ケアチームによる回診で合併症や重症化に対する予防を心がけております。また、医療相談員が早期に介入し、自宅退院や転院の不安を取り除けるよう退院支援を行っております。

脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード

ICD10	傷病名	発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
G45$	一過性脳虚血発作及び関連症候群	-	-	-	-	-
G46$	脳血管疾患における脳の血管(性)症候群	-	-	-	-	-
I63$	脳梗塞	3日以内	201名	34.20日	73.18歳	23.16%
I63$	脳梗塞	その他	71名	15.27日	64.92歳	1.84%
I65$	脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	3日以内	-	-	-	-
I65$	脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	その他	16名	8.00日	66.38歳	0.00%
I66$	脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの	-	-	-	-	-
I675	もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>	-	-	-	-	-
I679	脳血管疾患，詳細不明	-	-	-	-	-

集中治療室（ICU）10床、ＣＴ・ＭＲＩ等の医療機器を有し、超急性期血栓溶解療法（ｔ-PA）にも対応しております。夜間は脳神経外科の当直医師を配置し、24時間対応できる体制を整え、脳神経外科・神経内科・救急科による早期診断・治療を行っております。また、回復期リハビリテーション病院を併設しており、早期退院できる体制を整えております。

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位３位まで）ファイルをダウンロード

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	19名	57.00日	55.68日	21.05%	78.79歳
K6182	中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	-	-	-	-	-
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	-	-	-	-	-

病気やケガで口から食事や水分を摂取できない方に対し、胃瘻造設術を施行しております。また、これらの患者さんは、病状回復後も自立した生活が困難な場合が多く、転院、施設の入所等が必要となるケースも多くなります。当院では医療相談員が早期に介入し、スムーズな転院のお手伝いをさせていただいております。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	153名	1.11日	0.98日	0.00%	54.30歳
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） etc.	47名	1.55日	7.98日	2.13%	67.66歳
K7193	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	44名	5.41日	10.93日	0.00%	68.52歳

鼠径ヘルニアは2泊3日のクリニカルパスを導入しております。クリニカルパスを用いることによって、治療の過程を明確にして安全で合理的な医療の提供を行えるように努めております。また、がん診療連携拠点病院の認定を受けており、がん患者に対する手術も積極的に行っております。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0462	骨折観血的手術前腕、下腿、手舟状骨	67名	2.90日	11.69日	1.49%	48.85歳
K0461	骨折観血的手術肩甲骨、上腕、大腿	65名	3.38日	29.66日	43.08%	71.88歳
K0811	人工骨頭挿入術（股）	35名	6.89日	38.51日	51.43%	77.03歳

骨折等の手術後にはリハビリテーション療法が必要なケースが大半を占めますが、近隣にはリハビリテーション病院や外来リハビリ専門クリニックがあり、完治へ向けて地域と連携体制を整えております。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2191	眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法）	12名	1.00日	2.08日	0.00%	65.08歳
K0053	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径４ｃｍ以上）	-	-	-	-	-
K427	頬骨骨折観血的整復術	-	-	-	-	-

患者様の身体に生じた組織の異常や変形、欠損等に対し様々な技術を駆使して正常に、そして美しくなるように医療提供しております。その中で当院は眼瞼下垂症手術を多く行っております。クリニカルパスを使用していることから、入院計画が明確となっており手術後スムーズに退院されています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K1642	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	42名	2.12日	20.10日	19.05%	73.52歳
K1781	脳血管内手術（１箇所）	16名	3.69日	17.06日	6.25%	61.75歳
K145	穿頭脳室ドレナージ術	16名	0.19日	69.13日	50.00%	65.50歳

脳腫瘍や脳動脈瘤などの頭蓋内病変は高度な医療技術が要求されますが、当科は高度急性期病院として各種の医療機器の使用だけでなく、複数の診療部門から構成されるチーム医療を提供しています。また機能障害を有する症例では、術後の療養期間を要することも多く、手術前からリハビリテーションを実施し、早期の病状回復に努めております。

呼吸器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	25名	4.20日	5.68日	0.00%	33.96歳
K51423	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）	24名	4.96日	10.83日	0.00%	69.29歳
K5132	胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術	-	-	-	-	-

若年の男性に突発的に生じることが多い自然気胸の根治手術として、胸腔鏡下切除を行っています。また、完全鏡視下肺葉切除術も積極的に行っており、原発性肺がんや転移性肺腫瘍などに対し、腫瘍進行度と悪性度及び患者様の耐術能を吟味した術式選択を心がけ手術を行っております。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6174	下肢静脈瘤血管内焼灼術	73名	0.00日	0.03日	0.00％	64.70歳
K6171	下肢静脈瘤手術（抜去切除術）	21名	0.00日	0.00日	0.00％	70.81歳
K5612	ステントグラフト内挿術（腹部大動脈）	20名	1.85日	7.00日	0.00％	72.25歳

下肢静脈瘤の手術では、ラジオ波を使用したカテーテル手術も積極的に行っており、術後の回復が早くなっております。また、大動脈瘤に対して、小さな皮膚切開からカテーテルを使って、血管内に人工血管（ステントグラフト）を置く手術で、体に対する負担が少なく、高齢者など体力のない患者様にも適しております。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）	702名	0.00日	0.65日	0.00％	74.44歳
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	55名	0.02日	3.47日	0.00％	64.05歳
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）	-	-	-	-	-

症例数の多い白内障手術は、クリニカルパスを利用し1泊または日帰りで退院されます。（日帰り手術は、合併症が危惧される場合や、全身的に問題のある方は除きます。）また、網膜硝子体手術は糖尿病網膜症、黄斑円孔、黄斑前膜、黄斑変性、網膜剥離、硝子体出血などを始めとして、網膜硝子体疾患全般に渡っております。特に、視力にとって最も大切な黄斑部網膜の疾患に対する硝子体手術では小切開手術により、低侵襲、短時間手術により早期視力回復、社会復帰が可能となっております。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	57名	1.09日	7.35日	0.00％	20.98歳
K3892	声帯ポリープ切除術（直達喉頭鏡)	36名	1.17日	4.89日	0.00％	41.44歳
K368	扁桃周囲膿瘍切開術	29名	0.03日	4.59日	0.00％	36.52歳

当科での手術の大半は、クリニカルパスを導入しております。クリニカルパスを用いることによって、治療の過程を明確にして安全で合理的な医療の提供を行えるように努めています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ﾛ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他）	90名	2.10日	4.73日	0.00％	73.44歳
K843	前立腺悪性腫瘍手術	65名	1.85日	9.38日	0.00％	69.32歳
K8412	経尿道的前立腺手術（その他）	46名	1.48日	4.85日	0.00％	73.22歳

当院はがん診療連携拠点病院であることと、ダヴィンチ（手術支援ロボット）導入施設であり、積極的にがんに対する手術を行っております。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	252名	2.84日	2.74日	0.79％	67.73歳
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）	136名	2.15日	2.80日	0.00％	63.40歳
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	88名	0.30日	9.09日	0.00％	67.15歳

心臓救急医療に対し、24時間循環器専門医が対応し、救急患者様を断らない体制を目指しております。そのため、24時間心臓カテーテル治療が行える体制となっております。冠動脈カテーテルに関しては、ローターブレーターやエキシマレーザー等の特殊な方法での手術も可能となっており、重症度に問わず積極的な治療を行うことができております。

腎臓内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6103	内シャント又は外シャント設置術	20名	14.00日	32.35日	0.00％	64.95歳
K6164	経皮的シャント拡張術・血栓除去術	10名	12.20日	11.30日	0.00％	72.50歳
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	-	-	-	-	-

透析症例に対し泌尿器科と連携の上、ブラッドアクセス作成あるいは当科でのシャント拡張術等、アクセス管理を行っております。また、IｇA腎症の対する治療として、耳鼻科に依頼の上、口蓋扁桃手術とその後のステロイドパルス療法を積極的に実施しております。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	104名	1.77日	2.69日	0.00％	64.21歳
K654	内視鏡的消化管止血術	54名	0.41日	16.24日	3.70％	62.89歳
K6823	内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術（ＥＮＢＤ）	53名	0.83日	14.96日	0.00％	70.17歳

最も手術症例が多いのは、内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術です。また、胃・十二指腸潰瘍出血に対しては内視鏡による止血術を第一選択として、昼夜問わず積極的に治療を行っております。

乳腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	30名	1.00日	1.33日	0.00％	57.27歳
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	18名	1.39日	4.61日	0.00％	62.17歳
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	15名	1.07日	6.87日	0.00％	58.53歳

乳がんと診断された方には、手術、術前・術後化学療法、内分泌療法、対症療法など、その人に合った効果的な治療を行っております。

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	19名	0.18％
180010	敗血症	同一	16名	0.15％
180010	敗血症	異なる	41名	0.39％
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	19名	0.18％
180040	手術・処置等の合併症	同一	26名	0.25％
180040	手術・処置等の合併症	異なる	20名	0.19％

ICUを有しており重症症例、大手術後の患者を多く診療しております。そのため血液凝固異常やさまざまな感染症の合併により敗血症や播種性血管内凝固症候群（DIC）がおこることもあります。免疫力が低下している高齢者が多いことも、感染症等に罹患する理由の一つと考えます。適切な治療が行えるようスタッフ全員で治療をおこないます。

更新履歴

2016/11/15 平成27年度　病院指標を更新いたしました。

2016/09/29 平成27年度　病院指標を公開いたしました。

お問い合わせ先

0570-01-1114