病院について
Hospital Information

病院指標

各項目に関する集計条件および集計方法は、厚生労働省の指示のもと行われております。
DPCデータを使用し、下記の項目を算出いたしました。

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

集計対象

  • 平成30年4月~令和元年3月退院患者様であり、一般病棟に1回以上入院した患者様
  • 入院した後24時間以内に死亡した患者様又は生後1週間以内に死亡した新生児は集計対象外
    (自賠責、労災、自費等の患者様を除く)
  • 臓器移植(『厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法の一部を改正する件(平成28年厚生労働省告示第73号)』に規定)は集計対象外
  • 医科レセプトのみもしくは歯科レセプトありの患者様
  • ※患者数10未満の場合は―(ハイフン)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 830名 226名 331名 430名 830名 1,200名 1,983名 3,037名 2,221名 442名
年齢階級別退院患者数は、平成30年度に退院した患者様の年齢を10歳刻みごとに集計した患者数です。
【定義】
平成30年度退院患者様の人数を10歳刻みの年齢階級別に集計しています。年齢は入院時の満年齢です。
【特徴】
当院は急性期病院として入院加療を必要とする多くの患者様に医療を提供できるように平成30年度より25床増床し、517床となりました。
入院患者数は年々増加しており、平成30年度の全退院患者数は11,530名になります。最も多いのは70歳~79歳、3,037名で全体の26.3%となっております。小児専用病棟も有しており、0歳~9歳までの患者様は830名で7.2%となっております。少子高齢化でありますが、幅広い年齢層の患者様が入院しております。
戸田市の他、近隣の蕨市や川口市、さいたま市にお住まいの患者様が大半を占めており、地域住民、地域医療機関と密着した医療の提供に努めております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
診断群分類別患者数等は、各診療科が多く取り扱っている疾患について上位5位までの患者数、平均在院日数、転院率、平均年齢を示しています。平均在院日数は自院と全国を比較することで効率的に診療を行っているかを評価することができます。転院率は各疾患ごとの全退院数における他病院への転院患者数割合を示しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症 経皮的冠動脈形成術(PCI) 255名 4.17日 4.47日 0.39% 68.51歳
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション) 228名 5.08日 5.15日 0.00% 64.15歳
050050xx99100x 狭心症 心臓カテーテル(CAG) 187名 3.20日 3.01日 0.53% 69.98歳
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 終夜睡眠ポリグラフィー 126名 2.00日 2.04日 0.00% 52.16歳
050130xx99000x 心不全 63名 18.37日 17.66日 3.17% 76.56歳
現在日本の死因第2位が心疾患といわれる中、当院は心臓救急医療に対し、24時間循環器専門医が対応し、救急患者様を断らない体制を整えております。
当科で患者数の最も多い狭心症に対する治療のひとつである経皮的冠動脈形成術(PCI)は、年間415件実績があり、常勤医師に日本心血管インターベンション治療学会認定指導医・専門医の認定を有する医師がいますので、より専門性の高い治療を行える体制を整えております。
また、不整脈に関しても経皮的カテーテル焼灼術を年間228件の実績があるなど、冠動脈疾患のみならず循環器領域の幅広い疾患に対応しております。
睡眠時無呼吸症候群については、いびき・睡眠時呼吸障害外来(毎週月曜日・午後)にて診察・治療いたしております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 148名 3.39日 2.67日 0.00% 68.02歳
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎 腹腔膿瘍手術等 137名 12.39日 10.08日 3.65% 73.47歳
060102xx99xxxx 憩室炎 105名 7.31日 7.75日 0.95% 61.49歳
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症等 手術あり(輸血のみも含む) 59名 9.05日 10.58日 1.69% 65.44歳
060210xx99000x 腸閉塞 54名 6.39日 8.95日 0.00% 65.07歳
日本内科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本消化器内視鏡学会の指導施設病院として、地域に密着した急性期病院の消化器内科の役割を果たすべく、積極的に高度な医療提供を行っております。消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)疾患、肝・胆・膵疾患、門脈圧亢進症など、すべての消化器疾患の診断と治療を行っております。また同じ臓器を担当する消化器外科とは外科内科カンファレンスなども行い、カンファレンス以外の日常臨床においても密に連携を図っており、患者様一人一人の疾患(病態)に合った治療の選択を行っております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア ヘルニア手術 109名 4.34日 4.96日 0.00% 64.39歳
060335xx02000x 胆嚢炎 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 49名 6.14日 7.30日 0.00% 60.49歳
060150xx99xx0x 虫垂炎 42名 7.64日 6.78日 0.00% 43.26歳
060035xx01000x 結腸悪性腫瘍 結腸切除術・全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 41名 15.73日 15.30日 0.00% 68.27歳
060150xx02xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 39名 8.82日 9.94日 0.00% 38.85歳
胃癌、大腸癌、肝臓癌などの悪性疾患や虫垂炎(盲腸)、ヘルニア(脱腸)、胆石症、消化管穿孔(腹膜炎)など良性疾患に対して手術療法を中心とした治療を行っております。
さらに、手術療法以外でも放射線、化学療法などの集学的な治療も行っています。多くの疾患に対してクリニカルパスを導入しております。クリニカルパスを用いることによって、治療の過程を明確にして安全で合理的な医療の提供を行い、早期退院できるように努めております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 大腿骨頚部骨折 人工骨頭挿入術等 139名 33.81日 26.30日 47.48% 80.50歳
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 81名 5.05日 5.68日 2.47% 52.68歳
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 62名 4.34日 6.07日 0.00% 49.85歳
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 40名 18.05日 19.61日 72.50% 79.18歳
160740xx01xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 37名 6.86日 5.55日 2.70% 27.86歳
当科は、関節疾患、外傷疾患、脊椎疾患、骨粗鬆症、骨軟部腫瘍、感染性病変、スポーツ外傷・障害など幅広い整形外科疾患に対応しております。レントゲンはもちろんのこと、MRIやCTを用いて各疾患の積極的診断を行い、保存的加療または手術的加療の判断をしております。
当院がある埼玉県南部医療圏は、慢性期・回復期病院が他医療圏比較すると少なく、症例数が最も多い大腿骨頚部骨折の患者様等の転院先の受け入れ待ちが長期化する場合がございます。しかし、当院ではリハビリスタッフを69名体制(2019年4月1日現在)で整えており、自宅退院へ向けたリハビリも積極的に行っております。また、近隣には当グループのリハビリテーション病院やリハビリクリニックもございますので、近隣施設とも密に連携を図り、退院調整を行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 前立腺針生検法 189名 2.19日 2.53日 0.00% 68.77歳
110070xx0200xx 膀胱悪性腫瘍手術 91名 6.21日 7.20日 0.00% 72.84歳
110080xx01xxxx 前立腺悪性腫瘍手術 71名 11.86日 12.63日 0.00% 69.92歳
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 67名 7.18日 8.65日 0.00% 74.48歳
11012xxx020x0x 経尿道的尿路結石除去術 67名 4.30日 5.62日 0.00% 58.97歳
泌尿器科腫瘍(腎がん、膀胱がんなど)、尿道、前立腺疾患(前立腺肥大症、尿道狭窄など)を中心に、泌尿器科全般にわたって診療しています。手術によって根治性の期待される疾患に対しては、積極的に内視鏡的手術治療を行っております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 脳内出血 55名 20.13日 18.72日 50.91% 63.64歳
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 動脈造影カテーテル 42名 3.50日 3.02日 2.38% 60.98歳
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術あり 35名 12.20日 9.69日 0.00% 74.54歳
010060x2990401 脳梗塞 エダラボン 35名 16.49日 16.18日 25.71% 68.69歳
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 25名 10.48日 7.35日 8.00% 63.48歳
脳梗塞、脳動脈瘤、慢性硬膜下血腫等の疾患を受け入れており、疾患の重症度を問わず広範領域の脳神経外科疾患に対応しております。当院は256列のCTと3.0T(テスラ)のMRIを導入しており、より精密な検査かつ診断を行える体制を整えております。また、当院では超急性期血栓溶解療法(t-PA)にも対応しております。夜間は脳神経外科の当直医師を配置し、24時間対応できる体制を整えております。また、2018年度より埼玉県急性期脳梗塞治療ネットワークの基幹病院にも指定され、脳卒中症例の受け入れ強化に努めております。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 下肢静脈瘤手術 60名 1.02日 2.85日 0.00% 69.78歳
050080xx01010x 弁膜症 大動脈基部置換術等 32名 17.38日 24.00日 3.13% 67.38歳
050163xx03x0xx 大動脈瘤 ステントグラフト内挿術 28名 12.29日 12.01日 3.57% 79.25歳
050163xx01x10x 大動脈瘤 大動脈瘤切除術 20名 18.20日 28.31日 10.00% 69.00歳
050050xx0101xx 狭心症 冠動脈、大動脈バイパス移植術 10名 17.30日 22.91日 0.00% 68.50歳
当科では、近年増加している心臓弁膜症、大動脈疾患、冠動脈疾患など幅広い心臓大血管疾患を対象としております。また、今年度からは体への侵襲が少ないとされるMICS手術を行っており、より入院期間が短くなる傾向にあります。術前からの全身管理や術後早期から心臓リハビリテーションを行うことで、回復が早く、平均在院日数が全国平均より短くなっております。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞 エダラボン 44名 18.41日 16.18日 29.55% 68.70歳
010230xx99x00x てんかん 28名 6.96日 7.28日 7.14% 60.46歳
010060x2990411 脳梗塞 エダラボン (てんかん等合併症あり) 16名 26.75日 18.22日 31.25% 72.31歳
010060x2990201 脳梗塞 リハビリ 14名 32.50日 16.16日 28.57% 69.43歳
010110xxxxx40x ギラン・バレー症候群 ガンマグロブリン 13名 21.38日 16.16日 23.08% 57.46歳
入院される患者様の過半数は脳梗塞の方です。その他 髄膜炎、脳炎、ギランバレー症候群、パーキンソン病、てんかん等の疾患を有する方が多く入院されています。脳梗塞症例に関しては、救急部の医師と連携し頭部CT、MRIを行い早期の診断、治療を心がけております。
当院がある埼玉県南部医療圏は、慢性期・回復期病院が他医療圏比較すると少なく、当科で症例数の多い脳梗塞の患者様の転院先受け入れ待ち等で入院期間が長期化する場合がございます。しかし、当院ではリハビリスタッフを69名体制(2019年4月1日現在)で整えており、自宅退院へ向けたリハビリも積極的に行っております。また、近隣には当グループのリハビリテーション病院やリハビリクリニックもございますので、近隣施設とも密に連携を図り、退院調整を行っております。さらに、2018年7月よりケアサポート病棟を開設して、回復期を迎えた患者さまの療養先への転院や自宅への退院に向けた準備のサポートを行っており、患者さまやご家族が安心して過ごせるようサポートに努めております。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx01x 喘息 (慢性閉塞性肺疾患等合併症あり) 105名 7.35日 11.59日 0.00% 2.90歳
040090xxxxxx0x 急性気管支炎 71名 7.14日 6.19日 0.00% 1.15歳
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 小児食物アレルギー負荷検査 65名 1.08日 2.14日 0.00% 3.71歳
010230xx99x00x てんかん(発作も含む) 61名 3.77日 7.28日 0.00% 3.59歳
0400801199x00x 肺炎(1歳以上15歳未満) 53名 7.26日 5.71日 0.00% 2.87歳
地域の小児医療として、主に喘息発作、肺炎、急性胃腸炎、痙攣など急性疾患を中心に地域の病院・診療所、救急隊の要請に応えて入院を受け入れています。また、当院では近隣の大学病院と協力し、専門外来も設けております。低身長、気管支喘息、食物アレルギー、ネフローゼ症候群、IgA腎症、血管性紫斑病、炎症性腸疾患、先天性心疾患などの慢性疾患の検査、治療を行っています。特にアレルギーについては、近年アレルギー疾患を持つ子供が増加し、専門家による指導はその重要性を増しています。当科では、日本アレルギー学会の認定教育施設の認定を受け、アレルギー専門医を揃え、アレルギー外来だけでなく、一般外来でも専門医による指導を受けられる体制を整えております。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 130名 31.02日 20.92日 13.85% 84.00歳
110310xx99xx0x 尿路感染症 71名 28.15日 12.58日 8.45% 74.69歳
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 50名 12.72日 14.58日 0.00% 65.72歳
0400801499x002 肺炎(市中肺炎かつ75歳以上) ADROPスコア2 45名 22.20日 15.17日 2.22% 84.73歳
0400801499x001 肺炎(市中肺炎かつ75歳以上) ADROPスコア1 36名 15.03日 13.46日 0.00% 84.36歳
当院の誤嚥性肺炎・肺炎患者様は高齢な方が多く、高齢の誤嚥性肺炎・肺炎患者様は入院期間が長期化傾向にあります。そのため当院では退院支援部門として、病棟担当性のMSW(医療ソーシャルワーカー)と専従の退院支援看護師を配置し、各患者様のニーズに合わせ自宅退院や転院等の退院支援を行っております。また、2018年7月よりケアサポート病棟を開設し、回復期を迎えた患者さまの療養先への転院や自宅への退院に向けた準備のサポートを行っており、患者さまやご家族が安心して過ごせるようサポートに努めております。
また、当院は糖尿病認定教育施設に指定されており糖尿病関連領域において急性期、慢性期とも即時の対応が可能となっております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx01xxxx 扁桃周囲膿瘍 扁桃周囲膿瘍切開術 74名 7.22日 7.27日 0.00% 38.54歳
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍 60名 4.88日 5.43日 0.00% 40.12歳
030400xx99xxxx 前庭機能障害 58名 5.71日 5.10日 0.00% 62.95歳
030428xxxxxxxx 突発性難聴 49名 7.63日 9.02日 0.00% 53.59歳
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 41名 6.44日 7.04日 0.00% 47.37歳
当院の対象疾患は、耳科的疾患、鼻・副鼻腔疾患、頭頸部腫瘍、音声障害、嚥下障害等を診ております。聴覚検査、突発性難聴における高気圧酸素療法、聴器手術等が行える環境を整えております。嚥下障害においてはリハビリテーションも行っています。また、より専門性の必要な疾患につきましては、大学病院と連携して診療させていただいております。
当科の詳細な実績件数に関しては同HP上にございます『当科の診療実績』をご確認いただければと思います。
(https://www.chuobyoin.or.jp/department/otorhinolaryngology/info/)
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎臓病 32名 12.50日 12.05日 3.13% 67.38歳
110280xx991x0x 慢性腎臓病 経皮的針生検法 23名 9.17日 7.18日 0.00% 46.78歳
110280xx02x1xx 慢性腎臓病 内シャント又は外シャント設置術 血液濾過透析 15名 45.87日 35.72日 6.67% 69.93歳
110280xx99010x 慢性腎臓病 血液濾過透析 13名 22.08日 14.21日 0.00% 65.38歳
110280xx97x00x 慢性腎臓病 手術あり 10名 13.70日 16.27日 0.00% 51.40歳
慢性腎臓病(CKD)の、腎炎から透析療法に至るまでの慢性疾患を有する幅広い病態に応じた加療と、急性腎不全や急速進行性腎炎および急性血液浄化療法などに対する急性期の加療に力を入れています。
No.1の診断群については、安定した血液維持透析患者に対する一般的な血液透析を行っている場合および血液浄化療法を施行していない保存期の腎臓病の症例です。
上記症例数は厚生労働省の集計方法に従い集計していますので、No.2の診断群として記載されている症例数と経皮的針生検法の実施件数は異なります。
No.3およびNo.4の血液濾過透析は透析困難症や長期透析による様々な合併症を有する腎臓病に対して施行しています。
No.3の診断群については、内シャント設置術は外来で施行することが当院の基本方針となっているため、入院後に内シャント設置術を行っている患者様は、緊急透析を要する重症症例であることが、平均在院日数の延長に繋がっていると考えられます。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 30名 12.57日 11.87日 0.00% 71.47歳
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 25名 8.60日 10.08日 0.00% 27.44歳
040200xx99x00x 気胸 22名 8.36日 8.98日 0.00% 39.23歳
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 化学療法あり 10名 10.70日 10.00日 0.00% 64.20歳
040040xx9908xx 肺の悪性腫瘍 化学療法あり(アバスチン) - - 10.62日 - -
当科の治療対象疾患は、気胸と肺がんを主に取り扱っており、手術適応と判断される場合は根治を目指した外科手術を行っております。患者様一人一人に合った適切な治療の選択に心がけております。術前化学療法、放射線療法などを行い、腫瘍を退縮させてから切除を行うこともあります。
*10症例未満は「-」で表示しております。
乳腺甲状腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx01x0xx 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う) 52名 7.50日 10.59日 0.00% 59.92歳
090010xx02x0xx 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術 24名 3.46日 6.23日 0.00% 57.00歳
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍 放射線療法 - - 23.39日 - -
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 4.02日 - -
070040xx99x4xx 骨の悪性腫瘍 化学療法ありかつ放射線療法なし - - 16.89日 - -
当院はブレストケアセンターを設立し、日本乳癌学会認定施設として、乳腺疾患の診断、治療および乳がん検診を行っております。乳がん検診では乳がんの疑いのある方を対象に精密検査を行い、早期の乳がんの発見に努め、乳がんと診断された方には、手術、術前・術後化学療法、内分泌療法、対症療法など、その人に合った効果的な治療を行っております。
*10症例未満は「-」で表示しております。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx0200xx 顔面損傷 頬骨骨折観血的整復術、眼窩骨折観血的手術等 20名 5.15日 5.37日 0.00% 35.25歳
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 17名 3.88日 3.15日 0.00% 73.82歳
180060xx97xxxx その他の悪性新生物 手術あり - - 6.33日 - -
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍 その他の手術あり - - 4.86日 - -
080010xxxx1xxx 膿皮症 皮弁作成術 - - 26.62日 - -
形成外科とは身体に生じた組織の異常や変形、欠損等に対して、様々な手法や特殊な技術を駆使して、機能のみならず形態的により正常に、そして美しくすることによって、患者様のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上に努める外科系の専門領域です。小さなお子様からご高齢者までのすべての方々に対し、“患者様に優しい医療”を信条に、安全で根拠に基づく適切で質の高い医療を提供させて頂きます。
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眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり(両眼) 337名 1.78日 5.39日 0.00% 75.46歳
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり(片眼) 296名 1.75日 2.84日 0.00% 72.87歳
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 25名 4.20日 6.16日 0.00% 64.96歳
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 25名 4.52日 7.52日 0.00% 58.56歳
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 16名 6.13日 9.75日 0.00% 58.69歳
当科で最も症例数が多いのは、白内障の患者様です。白内障手術は、1泊または日帰りで数多く手術を行っております。(日帰り手術は、合併症が危惧される場合や、全身的に問題のある方は除きます。)網膜剥離や糖尿病網膜症による硝子体出血、黄斑上膜・黄斑円孔などの黄斑疾患への手術も対応しております。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒 11名 1.91日 3.56日 0.00% 40.91歳
161060xx99x0xx アナフィラキシー 10名 1.90日 3.27日 0.00% 45.30歳
130100xxxxx4xx 播種性血管内凝固症候群 リコモジュリン - - 28.51日 - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 - - 7.35日 - -
160400xx99x00x 胸郭・横隔膜損傷 - - 8.56日 - -
当院は、地域の中核病院として各科と協力し24時間365日救急患者様を受け入れています。
平成18年より救急外来に入院施設を併設し、夜間より多くの患者様を受け入れることができるようにしています。
平成30年度救急搬送受入数は6,935件です。埼玉県急性期脳梗塞治療ネットワークの基幹病院にも指定され、脳卒中症例の受け入れ強化に努めております。
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皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 蜂窩織炎 25名 17.68日 12.51日 4.00% 63.80歳
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 14名 8.29日 8.98日 0.00% 63.36歳
080030xxxxxxxx 疱疹 - - 7.51日 - -
080006xx01x0xx 皮膚悪性腫瘍切除術 - - 8.16日 - -
070010xx971xxx 骨軟部の良性腫瘍 皮下腫瘍摘出術 分層植皮膚術 - - 10.85日 - -
主に蜂窩織炎、帯状疱疹の入院治療を行っております。また、皮膚良性腫瘍、母斑(ほくろ)、皮膚悪性腫瘍(基底細胞癌、ボーエン病)、皮膚生検術などを行っております。また、クリニカルパスも活用しているため、疾患(患者様の病態)によっては入院前から入院中の診療計画をお伝えし、安心して入院していただけるような体制を整えております。
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呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 11名 21.45日 13.63日 0.00% 76.09歳
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 - - 14.58日 - -
040120xx99010x 慢性閉塞性肺疾患 人工呼吸 - - 21.93日 - -
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 - - 19.06日 - -
0400801499x001 肺炎(市中肺炎かつ75歳以上) ADROPスコア1 - - 13.46日 - -
呼吸器内科全般の疾患を受け入れております。その他、肺がんの診断・生検、在宅酸素療法、在宅人工呼吸器療法の導入と管理、身体障害者手帳(呼吸機能障害)の申請にも対応しております。また、気管支鏡検査は年間50例以上行っております。
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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 74 13 17 31 22 11 1 7
大腸癌 72 24 26 41 40 12 1 7
乳癌 29 32 - - - - 1 7
肺癌 12 14 32 58 40 - 1 7
肝癌 - - 13 - 44 33 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
初発の5大癌のUICC病期分類ならびに再発の実患者数を示しています。
「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指しています。
「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診療した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指しています。
StageⅠが進行度が低く、StageⅣが最も進行した病気を表します。

平成27年4月より国より地域のがん診療連携拠点病院の認定をいただいております。上記5大がんに関しては、手術(腹腔鏡、内視鏡、他)、抗がん剤治療、放射線治療が可能であり、緩和ケア病棟も有しております。医師だけでなくがん専門の薬剤師、看護師などの配置を行い、チーム医療を行っています。
5大がんでは大腸癌が最も多く、約30%を占めております。次いで胃癌、肺癌、肝癌、乳癌の患者数となります。
胃癌・大腸癌ともに初発StageⅠの患者数が増加しております(平成29年度胃癌・初発StageⅠ64名、大腸癌・初発StageⅠ61名)。胃癌・大腸癌に対して内視鏡による手術を積極的に行っております。
乳癌はStageⅡが増えております。肺癌はStageⅡ以上のものが増加しております。近隣の医療機関より紹介された患者様に専門的な治療を提供しているため、件数が増加していると考えられます。
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成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 46人 10.35日 55.33歳
中等症 157人 20.14日 81.71歳
重症 37人 26.68日 82.22歳
超重症 25人 29.60日 84.48歳
不明 - - -
入院契機病名および最も医療資源を投入した傷病名に対するICD10コード(※1)がJ13~J18で始まるものに限定し、成人(20歳以上)の市中肺炎(※2)の患者さまについて重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
重症度は、成人市中肺炎(※2)診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類システム(A-DROP)(※3)により分類しています。
※1 ICD10(疾病および関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems)とは
  異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に
  基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類である。(引用元:厚生労働省HP 疾病、傷害及び死因の統計分類)
※2 市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症した肺炎です。肺結核、院内肺炎、日和見肺炎、閉塞性肺炎、嚥下性肺炎
   慢性下気道感染症の急性増悪などを充分に識別する必要があります。
※3 重症度分類システム(A-DROP)
   ① 男性70歳以上、女性75歳以上
   ② BUN21以上または脱水あり
   ③ SpO2(酸素飽和度)90%以下
   ④ 意識障害(肺炎に由来する)
   ⑤ 血圧(収縮期)90mmHg以下
  上記5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点。
  軽症=0点の場合、中等度=1~2点の場合、重度=3点の場合、超重度=4~5点の場合(ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症度とする)、
  不明=重症度分類の各因子が1つでも不明な場合。

高齢者の肺炎が増加しており入院期間も長期化しております。早期の離床を目指したリハビリの実施や呼吸ケアチームによる回診で合併症や重症化に対する予防を心がけております。また、退院支援部門として、病棟担当性のMSW(医療ソーシャルワーカー)と専従の退院支援看護師を配置し、各患者様のニーズに合わせ自宅退院や転院等の退院支援を行っております。終末期の肺炎で入院される患者様も多く、平均在院日数が長期化となる集計結果となっております。
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脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 265人 26.35日 72.09歳 31.71%
その他 22人 30.77日 70.64歳 1.74%
脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示したものです。また、それぞれ発症から3日以内の入院とその他に分けて集計しています。転院率は病型ごとの全退院数における他病院への転院患者割合を示しています。
※1 ICD10(疾病および関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems)とは
  異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に
  基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類である。(引用元:厚生労働省HP 疾病、傷害及び死因の統計分類)

集中治療室(ICU)10床、CT・MRI等の医療機器を有し、超急性期血栓溶解療法(t-PA)にも対応しております。夜間は脳神経外科の当直医師を配置し、24時間対応できる体制を整え、脳神経外科・脳神経内科・救急科による早期診断・治療を行っております。また、回復期リハビリテーション病院を併設しており、早期退院できる体制を整えております。また、2018年度より埼玉県急性期脳梗塞治療ネットワークの基幹病院にも指定され、脳卒中症例の受け入れ強化に努めております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
診療科別主要手術上位5位の患者数、術前および術後の平均在院日数、転院率、平均年齢を示しています。
転院率は術式ごとの全退院数における他病院への転院患者割合を示しています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 166人 1.23日 2.87日 0.00% 70.15歳
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) 113人 0.80日 18.55日 3.54% 74.62歳
K654 内視鏡的消化管止血術 65人 0.80日 10.85日 4.62% 67.57歳
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開 52人 2.35日 9.90日 7.69% 71.69歳
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 51人 1.14日 5.96日 0.00% 70.31歳
最も手術症例が多いのは、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術です。
また通常の粘膜切除術では取ることが困難な大きな病変や側方発育型非顆粒型(LST-NG)などは早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術にて病変を一括で確実に切除しております。胃・十二指腸潰瘍出血に対しては内視鏡的止血術を第一選択として、また他の病院では対応困難が多い内視鏡手技として一番難しいと考えられる胆道系疾患(胆管炎・総胆管結石・閉塞性黄疸など)の内視鏡治療も、内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD)や内視鏡的乳頭切開術、乳頭括約筋切開を行い、重篤な状態に対しても即治療を行い、重篤化を改善させます。これらの止血・胆道内視鏡は昼夜問わず積極的に治療を行っております。当科は常時24時間365日オンコール体制を整えておりますので、いつでも患者様の受け入れと治療を行っております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 199人 2.22日 2.67日 0.50% 68.01歳
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 180人 1.89日 2.56日 0.00% 64.78歳
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 76人 3.75日 10.84日 0.00% 75.49歳
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 52人 1.48日 1.71日 0.00% 62.96歳
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 48人 0.08日 11.52日 2.08% 70.50歳
心臓救急医療に対し、24時間循環器専門医が対応し、救急患者様を断らない体制を目指しております。そのため、24時間心臓カテーテル治療が行える体制となっております。冠動脈カテーテルに関しては、ローターブレーターやエキシマレーザー等の特殊な方法での手術も可能となっており、重症度に問わず積極的な治療を行うことができております。
経皮的冠動脈形成術(PCI)は年間415件の実績があり、心疾患の患者様を多く受け入れております。また、不整脈に関しても経皮的カテーテル焼灼術を年間228件の実績があるなど、循環器領域の幅広い疾患に対応しております。
その他の当科に治療実績に関しては、同HP上にあります『治療実績』をご確認いただければと思います。
(https://www.chuobyoin.or.jp/department/cardiology/performance/)
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 623人 0.00日 0.74日 0.00% 74.40歳
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 64人 0.19日 3.86日 0.00% 63.66歳
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの 23人 0.00日 2.78日 0.00% 64.61歳
K2821イ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 縫着レンズを挿入するもの 10人 0.70日 2.30日 0.00% 65.60歳
K2683 緑内障手術 濾過手術 - - - - -
症例数の多い白内障手術は、クリニカルパスを利用し1泊または日帰りで退院されます。(日帰り手術は、合併症が危惧される場合や、全身的に問題のある方は除きます。)また、網膜硝子体手術は糖尿病網膜症、黄斑円孔、黄斑前膜、黄斑変性、網膜剥離、硝子体出血などを始めとして、網膜硝子体疾患全般に渡っております。特に、視力にとって最も大切な黄斑部網膜の疾患に対する硝子体手術では小切開手術により、低侵襲、短時間手術により早期視力回復、社会復帰が可能となっております。
*10症例未満は「-」で表示しております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 140人 3.05日 20.51日 30.00% 73.74歳
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 96人 2.20日 5.14日 7.29% 54.28歳
K0463 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手、足、指 60人 2.07日 5.97日 3.33% 49.33歳
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術 前腕、下腿 54人 1.15日 1.59日 0.00% 47.72歳
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 41人 6.73日 26.46日 48.78% 78.90歳
骨折等の手術後にはリハビリテーション療法が必要なケースが大半を占めますが、近隣にはリハビリテーション病院や外来リハビリ専門クリニックがあり、完治へ向けて地域と連携体制を整えております。
当院がある埼玉県南部医療圏は、慢性期・回復期病院が他医療圏比較すると少なく、手術後転院先の受け入れ待ち等により在院日数が長期化する場合がございます。しかし、当院ではリハビリスタッフを69名体制(2019年4月1日現在)で整えており、自宅退院へ向けたリハビリも積極的に行っております。また、近隣には当グループのリハビリテーション病院やリハビリクリニックもございますので、近隣施設とも密に連携を図り、退院調整を行っております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 107人 1.86日 1.08日 0.00% 55.25歳
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 70人 1.16日 4.23日 0.00% 58.43歳
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 58人 6.02日 15.33日 3.45% 69.33歳
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 34人 0.47日 4.50日 0.00% 35.47歳
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの 26人 0.58日 5.62日 0.00% 37.88歳
鼠径ヘルニアは2泊3日のクリニカルパスを導入しております。クリニカルパスを用いることによって、治療の過程を明確にして安全で合理的な医療の提供を行えるように努めております。また、がん診療連携拠点病院の認定を受けており、がん患者様に対する手術も積極的に行っております。
また当院は、消化器内科・外科を密に連携を図っていることもあり、患者様の疾患(病態)によっては入院継続したまま、消化器外科へ転科し手術する場合がございます。そのため、術前日数が長期の集計結果となっております。K719-3腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術は64件、K740腹腔鏡下直腸切除術は30件が平成30年度実績となっております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 その他のもの 90人 1.73日 3.49日 0.00% 72.66歳
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 74人 1.78日 10.12日 0.00% 70.26歳
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 69人 1.38日 2.16日 0.00% 59.22歳
K8412 経尿道的前立腺手術 その他のもの 68人 1.68日 4.99日 0.00% 74.44歳
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 48人 1.13日 11.35日 4.17% 70.73歳
当院はがん診療連携拠点病院であることと、ダヴィンチ(手術支援ロボット)導入施設であり、積極的にがんに対する手術を行っております。
当院の前立腺がん治療においては2014年3月より手術支援ロボット「ダ・ヴィンチSi (da Vinci Surgical System)」(米国Intuitive Surgical社)を導入しました。本装置を導入したことにより、前立腺がん手術がこれまで以上に正確に行えるようになり、より体の負担が少なく、かつより合併症の少ない手術ができるようになりました。また、 前立腺特異抗原(PSA)の普及により、前立腺癌の早期発見率が向上しており、前立腺全摘術による根治の可能性が高くなっております。 前立腺がんに対するホルモン療法、化学療法も色々な組み合わせで行っており奏功する例も増えてきております。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 77人 1.00日 6.14日 0.00% 25.09歳
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 69人 0.35日 4.78日 0.00% 37.22歳
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 37人 1.22日 4.89日 0.00% 48.16歳
K3892 喉頭・声帯ポリープ切除術 直達喉頭鏡又はファイバースコープによるもの 11人 1.18日 3.64日 0.00% 56.64歳
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術IV型(汎副鼻腔手術) 10人 1.00日 4.10日 0.00% 51.10歳
当科での手術の大半は、クリニカルパスを導入しております。クリニカルパスを用いることによって、治療の過程を明確にして安全で合理的な医療の提供を行えるように努めています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 48人 0.00日 0.02日 0.00% 70.04歳
K5612ロ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 腹部大動脈 19人 2.79日 8.42日 5.26% 80.16歳
K5612イ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 胸部大動脈 15人 3.00日 15.93日 13.33% 72.80歳
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの) 2吻合以上のもの 12人 7.17日 8.08日 0.00% 67.25歳
K5606 大動脈瘤切除術 腹部大動脈 12人 3.08日 12.75日 0.00% 68.75歳
下肢静脈瘤の手術では、ラジオ波を使用した血管内手術も積極的に行っており、術後の回復が早くなっております。また、大動脈瘤に対して、小さな皮膚切開からカテーテルを使って、血管内に人工血管(ステントグラフト)を置くことで、お腹を大きく切開する従来の手術に比べて体に対する負担が少なく、高齢者など体力のない患者様にも適しております。
冠動脈疾患では、人工心肺を使わない事で身体への侵襲の少ない“心拍動下冠動脈バイパス手術”、患者さんのリスク、状態をよく吟味し、心機能の低下した患者さんでは、人工心肺を使って僧帽弁や左室に対しても積極的に手術を行なっております。先天的に冠動脈の走行異常がある方に対する手術も行っております。
胸部大動脈瘤、急性大動脈解離などに対して、出血が見込まれる手術では術前からの自己血貯血を行い、他家輸血使用を軽減する取り組みも行っております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 39人 1.28日 12.56日 0.00% 77.31歳
K1781 脳血管内手術 1箇所 23人 2.48日 22.35日 21.74% 58.96歳
K145 穿頭脳室ドレナージ術 17人 0.59日 29.82日 41.18% 64.24歳
K164-5 内視鏡下脳内血腫除去術 14人 3.64日 35.50日 100.00% 63.21歳
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 11人 1.18日 63.55日 81.82% 67.55歳
脳腫瘍や脳動脈瘤などの頭蓋内病変は高度な医療技術が要求されますが、当科は高度急性期病院として各種の医療機器の使用だけでなく、複数の診療部門から構成されるチーム医療を提供しています。また機能障害を有する症例では、術後の療養期間を要することも多く、手術前からリハビリテーションを実施し、早期の病状回復に努めております。
当科の詳細な実績件数に関しては同HP上にございます『当科の診療実績』をご確認いただければと思います。
(https://www.chuobyoin.or.jp/department/neurosurgery/examination/)
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術 26人 4.65日 3.38日 0.00% 29.12歳
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 24人 3.21日 8.88日 0.00% 71.50歳
K513-2 胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術 - - - - -
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 - - - - -
K5132 胸腔鏡下肺切除術 その他のもの - - - - -
若年の男性に突発的に生じることが多い自然気胸の根治手術として、胸腔鏡下切除を行っています。また、完全鏡視下肺葉切除術も積極的に行っており、原発性肺がんや転移性肺腫瘍などに対し、腫瘍進行度と悪性度及び患者様の耐術能を吟味した術式選択を心がけ手術を行っております。
*10症例未満は「-」で表示しております。
乳腺甲状腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術 33人 1.30日 4.97日 0.00% 62.00歳
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術 24人 1.00日 1.46日 0.00% 57.00歳
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの) 16人 1.44日 6.69日 0.00% 57.94歳
K4764 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの) - - - - -
K4742 乳腺腫瘍摘出術 長径5センチメートル以上 - - - - -
乳がんと診断された方には、手術、術前・術後化学療法、内分泌療法、対症療法など、その人に合った効果的な治療を行っております。
*10症例未満は「-」で表示しております。
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術 16人 32.13日 34.25日 50.00% 80.88歳
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
病気やケガで口から食事や水分を摂取できない方に対し、胃瘻造設術を施行しております。また、これらの患者様は、病状回復後も自立した生活が困難な場合が多く、転院、施設の入所等が必要となるケースも多くなります。当院では退院支援部門が早期に介入し、スムーズな転院調整に介入させていただいております。

*10症例未満は「-」で表示しております。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 18人 20.50日 44.11日 5.56% 69.44歳
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 - - - - -
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
なお、上記症例数は厚生労働省の集計方法に従い集計しておりますので、他診療科執刀により施行された手術についての件数となります。
内シャント設置術は外来で施行することが当院の基本方針となっているため、入院後に内シャント設置術を行っている患者様は、緊急透析を要する重症症例となっております。透析症例に対し泌尿器科と連携の上、ブラッドアクセス作成あるいは当科でのシャント拡張術等、アクセス管理を行っております。また、IgA腎症の対する治療として、耳鼻科に依頼の上、口蓋扁桃手術とその後のステロイドパルス療法を積極的に実施しております。
当院では担当診療科のみならず、他科診療科と密に連携し治療を行っております。
*10症例未満は「-」で表示しております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 35人 0.30%
180010 敗血症 同一 17人 0.15%
異なる 55人 0.48%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 48人 0.42%
異なる - -
医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、この表に示す4つの傷病名について、入院契機となった傷病名の同一性の有無を区分して患者数と発生率を示しています。これらの傷病名が全くないとすれば重症な症例を扱っている医療機関としては不自然であり、多すぎることも問題となります。入院契機が異なるものは入院中に基礎となる疾患が重症化したと考えられます。発症率は平成30年度の全退院患者に対する発症割合を示しています。
(※1) 播種性血管内凝固症候群(DIC)とは、さまざまな理由によって血管内で血液凝固系が活性化され、全身的に血管内で血液が凝固し、細小血管に多数の微小血栓(けっせん)を生じる病態のことです。(引用元:病気事典〔家庭の医学〕)

(※2)敗血症とは、肺炎や腎盂腎炎(じんうじんえん)など生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群です。背景として悪性腫瘍、血液疾患、糖尿病、肝・腎疾患、膠原病(こうげんびょう)といった基礎疾患がある場合、あるいは未熟児、高齢者、手術後といった状態である場合が多いとされています。(引用元:病気事典〔家庭の医学〕)

ICUを有しており重症症例、大手術後の患者様を多く診療しております。そのため血液凝固異常やさまざまな感染症の合併により敗血症や播種性血管内凝固症候群(DIC)がおこることもあります。適切な治療が行えるようスタッフ全員で治療をおこないます。
*10症例未満は「-」で表示しております。
更新履歴

2019/9/27
平成30年度 病院指標を更新いたしました
お問い合わせ先
0570-01-1114