戸田中央総合病院薬剤科採用案内

教育体制

新人薬剤師育成

新人薬剤師（メンティー）1名に対して先輩薬剤師（メンター）3名が、社会人そして薬剤師としてふさわしい態度や技能を身につけることができるよう1年間指導を行うメンター制度を導入しています。
メンターは2-3年目（主にメンタル面のフォロー）、4-5年目、10年目以上（メンタル面に加え研修の進捗に合わせた指導のフォロー）の各世代1名ずつの計3名で構成されています。

メンター・メンティーの声

メンター制度があって良かったことは？

不安や疑問に寄り添ってくれる先輩に出会えたことです。毎日新しいことの連続で大変なこともありますが、気軽に相談できる先輩がいるという安心感が心の支えになっています。（メンティー）

メンティーに関わる上で意識していることは？

日頃から少しでも会話を交わす時間をつくることです。いざ悩み事を相談したい内容がうまれたときに、メンティー側からも声をかけやすい関係性を築いていくことが大切だと感じています。（メンター）

1年目の主なスケジュール

各業務の研修期間はローテーションで2～4週間程度を設けています。
チェックリスト終了次第ひとり立ちとなります（すべての業務にマニュアル、チェックリストを導入しています）。

薬剤科カンファレンス

薬剤科では、薬剤師同士による2つのカンファレンスを毎週行っています。

一つはがん治療に携わる薬剤師のカンファレンスです。薬剤師外来や入院中の患者さまのがん化学療法に関する全般的な相談、疼痛マネジメントに関する相談等を持ち寄り、電子カルテを閲覧しながら全員で解決策を検討します。
メンバーは、がん薬物療法認定薬剤師や認定取得をめざす薬剤師が参加しており、活気溢れるカンファレンスとなっています。

もう一つは、感染制御認定薬剤師・抗菌化学療法認定薬剤師が主催するカンファレンスです。こちらは症例検討だけでなく、若手薬剤師や初学者を対象に感染症や抗菌薬に関するミニレクチャーを行います。それにより未来のAST(抗菌薬適正使用支援チーム)専従薬剤師の育成にも力を注いでいます。

薬剤科セミナー

薬剤科セミナーは、毎週金曜日に30分程度開催し、毎週1人ずつ自身の経験した介入症例や自己学習した内容をプレゼンにて共有し、質疑応答を行っています。自身の学びをアウトプットすることで確かな知識とすること、他者への論理的に説明する力を養うこと、日常業務や日々の研鑽で得た内容をスタッフ間で共有することを目的としています。

慣れていない薬剤師には、スムーズにプレゼンができるようスタッフ1名に対して2名の指導薬剤師がサポートに当たります。